2010年12月31日

除夜の鐘

こんにちは、グッドライフ治療院、鍼灸師の信作です。
いよいよ2010年が終わりを迎えています。皆さんは大晦日、どのようなご予定がおありでしょうか?
私は「除夜の鐘」をつきに行く予定です。除夜の鐘は毎年行くことにしてるのですが、この行事は結構楽しみにしています。

今回はツボの話ではなく、除夜の鐘について書いてみたいと思います。

除夜の鐘

除夜の鐘とは、大晦日(12月31日)の深夜0時をはさんでつく鐘のことを言います。
人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。煩悩とは、人の心を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心のはたらきのことを言い、仏教における考え方からきています。

108という数が人の煩悩の数だというのは有名ですが、その108という数の由来については諸説があります。
108の煩悩は人間の感覚を司る眼(げん)耳(に)鼻(に)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六根が、それぞれに好(気持ちがよい)悪(いやだ)平(何も感じない)不同の3種があり3×6=18の煩悩となり、これが、また浄(きれい)染(きたない)の2種に分かれ18×2=36の煩悩となり、さらに、現在・過去・未来の3つの時間が関わって、36×3=108となります。これが、108の煩悩だといわれています。

除夜の鐘には色々深い意味があるのですね。恥ずかしながらも、以前まで何も考えずにただ鐘をついていただけでした。


今年は様々な方々にお世話になり、色々なことを学ばせていただきました。
来年もこれまで以上に励んでいきますのでどうかよろしくお願い致します。
では皆さん、良いお年を。


Posted by グッドライフ at 10:00│Comments(0)
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